光希まさとの創造の世界へようこそ!
つれづれなるままに、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

厳しき寒さの日々に、心は南国の森を慕いて、温かき光の中に佇む天使の姿を思い描きぬ。翠玉の如き深緑のドレスに身を包み、燃ゆる如き赤銅色の髪を風にまかせし天使の姿は、まことに心和むものなり。

その背後なる光は、まるで熱帯の陽光の如く輝き、青き玻璃と緑なす葉の間より漏れ来る光は、見る者の心をも温めんばかり。

されば、この厳冬の候にも、南国の温もりを感じ、春の訪れを待つ心も少しは慰められけり。天使の纏いし緑の装いは、やがて訪れん春の約束のごとく、我が心を励ますものなりけり。
