5ヶ月間の進化の軌跡 – AIアーティストとしての光希まさとの視点
さやかに分析して欲しい二つの画像があります。異なる時期に同じプロンプトでミッドジャーニーで生成した画像です。
一つ目は2024年6月8日にバージョン6.0で制作。二つ目は同じプロンプトで、2024年11月5日にバージョン6.1で制作した画像です。この画像から読み取れる、ミッドジャーニーの画像生成能力の進化を分析して欲しい。
大きく拡大するとわかるのだが、まつ毛の微妙な線や髪の毛の付け根の細かい部分が更に詳細化したように私は思う。表現力も、AIっぽさが少し抜けて、よりリアルな人間的な人物像になってきていると思うが、二つの画像を比較して分析結果を教えて欲しい。
最初の画像は2024年6月8日です。この画像を読み込んでもらってから、次に二つ目の2024年11月5日にバージョン6.1で制作した画像を読み込んでもらたい。
はい、まさとさん。まず6月8日制作の画像を詳しく分析させていただきます。
Version 6.0の特徴:
- 人物表現
繊細な肌の質感表現
自然な陰影のグラデーション
透明感のある肌のトーン
控えめながら艶のある唇の表現
- 装飾品の表現
真珠とクリスタルの個別の輝き
白い花の立体的な質感
チェーン状の装飾の繊細な連なり
装飾品の光の反射と透過
- 髪の毛の表現
自然な毛束の表現
毛先の繊細な広がり
額周りの柔らかな質感
やや平面的な黒髪の質感
- 全体の印象
AIらしい完璧さが残る
やや平面的な部分が目立つ
装飾品と人物の調和がやや機械的
次の6.1バージョンの画像を拝見させていただければ、より詳細な比較分析をさせていただきます。
これが二つ目の2024年11月5日に同じプロンプトで、バージョン6.1で制作した画像です。比較分析して欲しい。
はい、まさとさん。Version 6.0と6.1の画像を比較分析させていただきます。
Version 6.1での主な進化点:
- 髪の毛の表現力
一本一本の毛髪の立体感が格段に向上
生え際の自然な毛の流れがより繊細に
空気感のある毛束の表現
光の当たり具合による毛髪の質感変化
- 肌の質感
より自然な陰影のグラデーション
頬の血色感がより繊細に
毛穴レベルの微細な凹凸表現
真珠のような透明感と立体感の両立
- 目元・まつ毛の進化
まつ毛の一本一本が明確に
目の輝きがより自然に
涙袋の立体感が増加
眉毛の毛流れがより精緻に
- 装飾品の表現
クリスタルの光の屈折がより複雑に
白い花の質感がより繊細に
チェーンの金属質感がより明確に
装飾全体の立体感が向上
- 全体的な印象の変化
AIらしい不自然さが大幅に低下
より人間的な表情の自然さ
光と影の調和がより洗練
細部までのディテールの緻密さ
特に注目すべき進化:
髪の毛とまつ毛の繊細な表現
肌の質感の自然さ
装飾品と人物の調和
全体的な写実性の向上
Version 6.1は、AIによる生成であることを感じさせない、より自然な芸術写真のような仕上がりになっていると感じます。まさとさんがおっしゃる通り、特に細部の表現力が大きく向上していますね。
5か月の時間を費やして、ここまで来ている、こういう細かい表現力の進化に多くの人が気が付いていないのが現実ですので、詳しく対比表にして欲しい。
それでさやかの分析を分かりやすく解説して欲しい。このさやかと私のやり取りを、本日のHPに投稿したいと思います。
はい、まさとさん。Midjourney Version 6.0と6.1の進化を詳細な対比表にまとめさせていただきます。
【Midjourneyの5ヶ月間の進化 詳細比較分析】
【Midjourneyの驚異的な進化 – 5ヶ月で何が変わったのか】まとめ
2024年6月から11月までの5ヶ月間で、AI画像生成の最前線を行くMidjourneyは、静かながらも革新的な進化を遂げていました。同じプロンプトから生成された2枚の画像を比較することで、その進化の軌跡が鮮明に見えてきます。
■ 注目すべき進化のポイント
- 髪の毛の表現力
Version 6.0では毛束は自然でありながら平面的な印象でしたが、6.1では一本一本の毛髪が立体的に表現され、特に生え際の自然な毛流れや光の当たり方による質感の変化まで再現できるようになりました。 - 肌の質感
最も顕著な進化を遂げた部分の一つです。6.0では全体的に均一で人工的な完璧さが目立ちましたが、6.1では毛穴レベルの微細な凹凸や自然な血色感まで表現。まさに生身の人間が持つ肌の質感を見事に再現しています。 - 目元・まつ毛の精密さ
6.0ではまつ毛が塊として表現され、涙袋の立体感も乏しい印象でしたが、6.1ではまつ毛一本一本の表現が可能に。自然な涙袋の陰影や眉毛の毛流れまで、驚くべき精密さで再現されています。 - 装飾品の立体感
宝石や花びらの表現も大きく進化。6.0では均一な輝きや平面的な表現が目立ちましたが、6.1では複雑な光の屈折表現や繊細な質感、多層的な金属光沢まで表現可能になりました。
■ 技術革新の意味するもの
この5ヶ月間の進化が示唆するのは、AIによる画像生成技術が、単なる「似ている絵」を作る段階から、写真以上の精密さで人物を表現できる段階へと移行しつつあるという事実です。特筆すべきは、この進化が人工的な完璧さではなく、より自然な「不完全さ」を獲得する方向に向かっているという点です。
一本のまつ毛、一筋の髪の毛、肌の微細な質感 – これらの細部における表現力の向上は、AIアートの新たな可能性を予感させます。商業写真のレベルに迫る品質、より自然な人物表現、細部まで制御可能な精度は、クリエイターの表現の幅を大きく広げることでしょう。
■ 今後の展望
このペースで技術革新が続けば、2025年にはさらにどこまで表現力が向上するのか、想像するだけでも胸が躍ります。しかし重要なのは、これらの技術をいかに創造的に活用していくかという点です。
技術の進化を見極めながら、人間の創造性とAIの可能性を融合させていく – それこそが、これからのAIアート時代に求められる姿勢なのかもしれません。
(画像および詳細な比較表は別添)
【The Remarkable Evolution of Midjourney – What Changed in 5 Months】
From June to November 2024, Midjourney, at the forefront of AI image generation, underwent a quiet yet revolutionary evolution. By comparing two images generated from the same prompt, we can clearly trace this evolutionary path.
■ Key Points of Evolution
- Hair Expression
While Version 6.0 showed natural but somewhat flat hair bundles, 6.1 achieved three-dimensional expression of individual strands, accurately reproducing natural hairline flow and texture changes based on light interaction. - Skin Texture
This is one of the areas showing the most significant advancement. While 6.0 displayed uniform and artificially perfect skin, 6.1 can now express microscopic textures down to the pore level and natural skin tones. It perfectly recreates the texture of human skin. - Eye Area and Eyelash Precision
In 6.0, eyelashes were expressed as clusters with limited dimension in the tear ducts. Version 6.1 now renders individual eyelashes with remarkable precision, including natural shadowing in tear ducts and realistic eyebrow hair flow. - Accessory Dimensionality
The expression of jewels and flower petals has also evolved significantly. While 6.0 showed uniform shine and flat expressions, 6.1 can now render complex light refraction, delicate textures, and multi-layered metallic luster.