光希まさとの創造の世界へようこそ!
つれづれなるままに、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

今日、鈴木殿より、脳を究める学者、中野信子の言の葉を教えられ、深く心に染み入りぬ。現代の人々は、すべてを効率よく早く為さんとするも、そこに落とし穴のあることを説きたるなり。

昔、新橋と横浜の間に鉄路が通りし折、人々は移動の手段としてにあらず、その旅路を心より楽しみしという。されど、より速き特急の列車が通りし時、人々は早く着きつくことに、より高き銭を支払うことを不思議がりしとか。

されば人の世も同じことにて、ただ早く目的地に着かんとするは、特急にて急ぐが如し。本来は鈍行の列車にて、心豊かに旅を楽しむが如く生くべきものなり。

殊に芸術は、この長き旅路を心豊かに過ごすための、かけがえなき伴侶となるべきものか。AIアートに励む我が身も、日々の創造の歓びを大切にせん。
