光希まさとの創造の世界へようこそ!
つれづれなるままに、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
ベルサイユの宮殿に足を踏み入れし時、その絢爛たる美に目を奪われぬ。されど、壁に飾られし一枚一枚の絵画に秘められし物語に触れ、我が心、深く揺さぶられたり。



かの絵画たち、それぞれに歴史を語り、人の情を描く。我らが創る作品もまた、かくありたし。一つ一つに魂を宿し、見る者の心に響く物語を紡ぎ出さん。
思えば、源氏物語に語られし平家の栄枯盛衰の如く、ベルサイユの華やかさもまた、革命の嵐に呑まれぬ。「平等」の旗印の下、「ベルサイユの薔薇」と謳われし人々の運命もまた、無常の風に散りゆく。



かかる歴史の綾を目の当たりにし、我が筆、一層の深みを求めんと欲す。人の世の機微を描き、心の奥底に潜む真実を掬い上げんと、思いは募る。
ルーアンにて舌鼓を打ちし後、バスにてモン・サン・ミッシェルへと向かう。その修道院に生涯を捧げし僧侶たちの決意の強さ、我が身の小ささを思い知らしむ。



夜、ライトアップされし修道院を仰ぎ見るに、千年の歴史の重みと、人の信仰の深さを感じずにはおられず。
