光希まさとの創造の世界へようこそ!
徒然なるままに、日暮らし、硯にむかひて、心に浮かぶことなど、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
世の中に老いゆくことの悲しさほど、心に染みるものはあらじ。されど、その悲しみの中にこそ、新たなる決意の種は宿るものなり。

去る日、五年ぶりに懐かしき海辺を訪れしに、わが身の衰えを痛感せざるを得ざりき。かつては軽々と運びし装備も、今は重荷となり、息も絶え絶えに急な階段を下りゆく。三十分の道のりも、今はただ遠し。

されど、眼前に広がる青き海の美しさは、五年の歳月をものともせず、変わらぬ輝きを放ちおり。その清らかな水面に身を委ねし時、わが心は若き日の喜びを取り戻したりき。

だが、帰り路の急な階段にて、わが足は震え、幾度となく休息を強いられたり。二十九度の暑さも相まって、ふらふらと駐車場にたどり着きしは、まさに老いの証なり。
